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20代の頃、当時していたお仕事を「あと35年も続けられるかな?」と考えたとき、答えは「NO」でした。
親は定年を迎えても働いているし、わたしの年齢では将来年金がもらえるかどうかすらも怪しい。
――どうせ死ぬまで働かなきゃならないなら、好きなことを仕事にしたい!
時が経ち30代になり、日々自問自答する日々は続きますが、わたしはたくさん好きなものがあるんだなと気づかされました。
そのどれもに共通するのが、そう「本」。
料理の本もインテリアの本も観葉植物の本も音楽の本も、アイドルの本も雑貨の本もある。読めば知識になる。糧になる。こころが揺さぶられる。癒される。読書は本当に損がないと思います。
そして、わたしが本を手放しても喜んで受け取ってくれる人がいる。わたしが書いた感想を読んで、実際に本を購入して下さった人がいる。
それって、とってもしあわせで、嬉しいこと。
だからわたしは、このブログをこれからも続けていきたいと思います。
こんにちは。
「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。
どうしてこんなお話をしたかというと、今回読んだ本が『「好き」を「お金」に変える心理学』メンタリスト DaiGo(株式会社PHP研究所)だからです。
前述したとおり、死ぬまで働くなら好きなことを仕事にしたい。でも、自分の好きなことってなんだろう? どうやったらお仕事になるんだろう? と20代の半ばから、ずっと考えてきました。
そこで、出会った答えのひとつがこの『「好き」を「お金」に変える心理学』です。
この本は、自分が本当に「好き」と思えるものの見つけ方から、DaiGoさんの実体験や心理学を交えつつ、「好き」なことをお仕事にするまでの過程が書かれており、それらはやがて「お金の無限ループ」へとつながっていきます。
「お金の無限ループ」……魅惑的な響きですね。
自分の好きなことが仕事になって、お金を生んで、そのお金で生活し、好きなことをする。そんなことが無限ループする。――それがもし実現したら、しあわせ過ぎませんか⁉
今回は、そんな夢のようなループに近づくための一冊をご紹介します。
- 『「好き」を「お金」に変える心理学』のあらすじ
- 『「好き」を「お金」に変える心理学』とメンタリスト DaiGoさんについて
- 『「好き」を「お金」に変える心理学』の感想
- 「好き」を「仕事」にするためにわたしが読んできた本を紹介
- 『「好き」を「お金」に変える心理学』のまとめ
『「好き」を「お金」に変える心理学』のあらすじ
貯めるべきなのは、お金よりも努力です。
好きなことを選択し、そこにお金を集中して使っていると、稼ぎ方に磨きがかかり、結果的に収入が増えていく夢のようなサイクル――「お金の無限ループ」を生み出すための4つのステップを、メンタリスト DaiGoが心理学や自身の実体験を交えつつ解説した一冊。
『「好き」を「お金」に変える心理学』とメンタリスト DaiGoさんについて
『「好き」を「お金」に変える心理学』
著者:メンタリスト DaiGo
定価:1,300円+税
2017年2月3日 第1版第1刷発行
(株式会社PHP研究所)
メンタリスト DaiGo
人の心を読み、操るイギリス発祥の「メンタリズム」を最初に日本のメディアに紹介した、日本唯一のメンタリスト。
ブログ、テレビ、動画、講演、コンサルティング、遺伝子解析企業の顧問、大学の特任教授、著書の出版など、幅広く活躍中。
著書に、『一瞬でYESを引き出す 心理戦略。』(ダイヤモンド社)、『ポジティブ・チェンジ』(日本文芸社)、『自分を操る超集中力』(かんき出版)などがあり、累計400万部を超えている。
趣味は読書、猫と遊ぶこと、ニコニコ動画、ジム通い。
オフィシャルサイト/YouTube/X/Instagram/ニコニコ動画
『「好き」を「お金」に変える心理学』の感想
1 収入が増えるだけではしあわせになれない⁉ 大事なのは「バランス」
値上がりしている昨今、「もっとお給料があがらないかなぁ」「宝くじが当たらないかなぁ」と思っている人も多いはず。
しかし、収入が増えるだけではしあわせにはなれません。
大事なのは、「お金」と「幸せ」のバランスです。
と、聞いてもなお、「お金がいっぱいあればしあわせになれるのに」と思っちゃいますよね……。
実は、アメリカの経済学者リチャード・イースタリンが唱えた「イースタリンの逆説」という法則によると、収入が増えると幸福感が増すのは貧しいときだけで、年収が一定レベルに達すると、それ以上に収入が増えたとしても幸福感は変わらないのだそうです。
たしかに、急に億万長者になると人間関係が壊れたり、使い過ぎて一瞬でお金がなくなってしまった、なんて話を聞いたことがあります。
逆に、最低限のお金でもしあわせに生きている人はいます。そういう人は、お金がなくても生活を工夫して、楽しんで、充実した生活を送っています。
「好き」を「お金」に変えることがお仕事で、その「お金」を使って「好きなこと」をする。
その「好きなこと」で満足感が得られれば、しあわせを感じられます。
ですから、たとえお金がたくさんあったとしても、自分をしあわせにしてくれる「好きなこと」に使わなければならないのです。
DaiGoさんはものすごい読書家で、多い日で1日に10~20冊も本を読みます。本を読むことが大好きなのです。
そして、本を読んだ知識を生かして、様々なお仕事をされています。
それは、本当に「好きなこと」を追求し、行動してきた結果です。
DaiGoさんは自分がしあわせになるための条件として、
自分の知識欲に沿って好きなだけ本が買えること。
誰にも邪魔されず、気分良く集中して本が読める環境を整えること。
買った本を読むための時間を捻出する自由を手に入れること。
の3つを挙げていました。
あなたがしあわせを感じるのは、どんな条件ですか?
それが実現できるだけお金を稼ぐことができれば、ずっとしあわせに過ごせるはずです。
そのためにも、まずはこの本を読んで自分の「好き」を追求してみてください。
2 「好きなこと」を通じて他人に貢献する……そんなお仕事ができたら最高!
先ほど「仕事は「好き」を「お金」に変えること」だといいましたが、そのためには「他人に貢献」しなければなりません。
これって考えてみれば当たり前のことなのですが、この「好きなこと」を通じて他人に貢献するという行為そのものも、実は幸福感を生むのです。
ここまで読み進めてやっと、わたしのやってきたことは間違いじゃなかったのだと気づきました。
自分が読書をするだけでは、誰の役にも立たないかもしれない。
けれど、読んだ本を紹介したり、丁寧に包んでお譲りすることで、実際に本を買ってくださって喜んでもらえると、わたしも嬉しくなります。
結果その売上でまた本を買っているので、すでに少額ながら「お金の無限ループ」ははじまっていたのです。……びっくり!
また、本書の中では「弱いつながり」についても触れていて、この「弱いつながり」とは昔の取引先の担当者や趣味の仲間など、身近でない人のことを指すのですが、わたしはこのブログに来て下さる人や、インスタを見てくれる人、ラクマのユーザーがそうではないかなと思いました。
この人たちにたくさん知ってもらうことで、もっと本が売れるのかな、と考えました。
それから、誰かから何かをしてもらうと、お返しがしたくなる「変報性の法則」についてもあり、
「ギブ&ギブ」の効果をさらに高める方法として、プレゼントするときにカードや付箋にひと言メッセージを添える方法があります。
といわれていました。
これは「強いつながりの人」を味方にするための手段として書かれていましたが、「弱いつながり」の人を味方にすることもできるのではないかと思いました。
と、いうのが、わたしは必ずラクマで本を売ったときはお手紙や手作りの栞を一緒に包むようにしていたからです。
まだまだ売れた本の数は少ないですが、ありがたいことに数回買ってくだっさった方もいるので、効果があるのではないかなと推測します。
なんだか背中を押してもらったようですごく嬉しかったです。
思えば、以前していた介護のお仕事は、他人に貢献することはあれど、苦手なことやストレスになることが多く、「好き」とは言えませんでした。
その頃に比べ収入は雲泥の差ですが、今の方がストレスなく穏やかに過ごせており、またしあわせを感じることも多いです。
お仕事は人生の大部分を占めます。ですから、わたしは「好きなこと」や「興味のあること」をお仕事にしてもいいと思います。
それに、DaiGoさんもいわれていました。
「好きなこと」「得意なこと」に「お金」を使うことによってのみ、無限ループが回り始めます。
――と。
3 「好きなこと」「得意なこと」に「お金」を使うことによってのみ無限ループが回る
楽しそうに、イキイキとやりがいのあるお仕事をしている人に、憧れたことはありませんか?
そういう人達はきっと、「好きなこと」「得意なこと」にお金を使い、誰かに貢献してるのだと思います。
ここで朗報ですが、「好きなこと」に関しては我慢しないほうがお金は貯まるのだそうです……!
けれど、肝心の「好きなこと」が今でも見つからない……という人もいるはずです。
この本の中には自分の「好き」を見つけるための9つの問いがあるのですが、その中の一つに、「毎月働いて得られるのと同じ給料が働かなくても自動的に振り込まれるようになったとしても、今の仕事を続けますか?」というものがあります。
わたしの知る「好き」を仕事にしている人は、もともとしていた趣味の延長でお金を得られるようになった人が多いです。ですから、趣味の延長(お仕事)でたくさんお金を得ていても、プライベートでも同じ趣味をしていたりするんですよね。
それは、DaiGoさんの言葉をお借りするなら、
活動の結果として得られる報酬が目当てではなく、活動全体に価値を感じて取り組むことができる
ということだと思います。
わたしは今はライターのお仕事をしながら読書ブログで本の感想を書き、読んだ本を売っています。本って、最悪お金がなくても図書館で借りたり、古本を買ったりできるので、読書は収入が少なかろうが誰でもできる趣味です。
前職でストレスが溜まっていたときは、遅くまでやっている古本屋さんで本を買い漁っていました。そして積読になってしまっていたものを、読んで売ってまた買おうと「古本屋モドキ」をはじめました。
ですから、このまま収入が増えたとしても、本は買い続けるし、むしろ新刊や大きい高い本も買えてさらにしあわせは増えると思うのです。
今までは本の予算をある程度決めて予算内で買っていたので、どうしても古本が中心になってしまっていたのですが、もう少しお金の使い方を見直してみようかなと思いました。
ちょうどここ数カ月家計簿アプリを使って収支を把握し出したので、うまく活用しようと思います!
お金の使い方でいうと、「他人のためにお金を使うこと」でも、喜びを感じることができ、幸福度が増すのだそうです。そうするとモチベーションが上がります。
そして、好きなことをする時間を作るために、時短アイテムにお金をかけるのもいいみたいです。
もっと楽しく自由に生きるためには、まだまだできることがたくさんあることがわかりました。
これからさらに頑張って、「お金」のことを意識しなくても過ごせる「無限ループ」を完成させるぞ!
「好き」を「仕事」にするためにわたしが読んできた本を紹介
わたしがブログを始める前・後に自分の天職を見つけたくて読んだ本がいくつかありますので紹介します。
「好きなことを仕事にしたい!」「でも何が好きなのかわからない」そういった人のご参考になりましたら幸いです。
わたしが最初に「転職」「天職」について考えたときに読んだ本です。
この本ではお金の使い方や自分の好きなことを見つけるための方法が書いてあります。さらに、「好きなことを仕事にするためには自信がないとダメ」ということから、自己肯定感を上げる方法も書かれてあり、この本を読んで改めて読書が好きなことに気付きました。
同じ著者の本では『なぜあの人は楽しそうに働くのか』(大和書房)もおすすめです。好きなことを続けることの大切さがわかります。
- 『魔法のコンパス』西野 亮廣(主婦と生活社)
こちらでは主にお金の生み出し方についてが学べます。
西野亮廣さんが実際に行った方法を知ることができるので、そんなやり方もあるんだ! と学ぶことができました。この本の中では好きなことを仕事にすることにももちろん触れていて、西野さんは、
今後、親が子どもに言うのは、「遊んでばかりいちゃいけません!」じゃなくて、「仕事になるまで遊びなさい」だね。
と言われていて、なるほどなぁと思いました。
実は『続・魔法のコンパス』も入手しているので、また読んだら感想を書きたいと思います。
詳しい感想はこちら⇩
こちらは、プチプラの服が大好きなプチプラのあやさんが、今のようにプロデュースのお仕事や本の出版などに至った37の方法が記されています。
この本、びっくりするほど方法が具体的に惜しげもなく書かれていて、ライターのお仕事をしている今になって、書かれてあることがすごく正しいことがわかりました。
何より忙しい中で毎日続けられているのが本当にすごいと思います。
詳しい感想はこちら⇩
- 『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』レンタルなんもしない人(晶文社)
そして最近ブログにあげたこちらも。レンタルなんもしない人、通称「レンタルさん」がプロ奢ラレヤーさんを参考にしつつ始めたこのサービスは、やりたくないことを考えた結果たどり着いたもの。読んでいくと思わぬところからお金が発生していて、都会っぽいちょっと闇の部分がくせになるし、ときに勉強にもなります。
この本で学んだのは、こういいったサービスを利用するのは、お金がたくさんある人だけではないということや、サービスの独自性でした。
詳しい感想はこちら⇩
みなさん、心のどこかで「好きなことを仕事にしたい」と思っている人が多いのか、今回紹介した本は全部売れています。
興味のある方はこれらの本もぜひ読んでみてください。
『「好き」を「お金」に変える心理学』のまとめ
人生は一度きりですから、辛い思いをして我慢をして働くよりも、好きなことをして働きたい、でもその好きなことがわからない、食べていく自信がない……そんな人に読んでほしい一冊です。
気になった方はぜひ読んでみてください。
こちらは現在、わたしのちいさなフリマのお店「夢と読書(ラクマで古本屋モドキ)」にて販売中です。➡売り切れました
中古でも良いし安く買いたい、という方は⇧からどうぞ。