夢と読書 一期一会BOOKS

日々読んだ本をご紹介。「夢と読書(ラクマで古本屋モドキ)」にて販売中です。

【感想】『三千円の使いかた』原田 ひ香(中央公論新社/中公文庫)❝人は三千円の使い方で人生が決まるよ、と祖母は言った。❞

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 いま、お財布に三千円が入っているとします。

 あなたは何に使いますか?

 

 こんにちは。

 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。

 

 いきなり心理テストみたいなことをしてしまいましたが、今回紹介する本を読むと、この質問の意味がわかると思います。

 

 わたしがこの本を読んだのは年末で(注・『縁結びカツサンド』を先に投稿したかったので記事を書く順番を入れ替えました)、「三千円」と聞いて脳裏に浮かんだのは、「忘年会の料金」でした。

 お酒をほとんど飲まないわたしにとって、三千円は決して安い料金ではありません。

 もっとコース料金の高い居酒屋も多く、他の参加者いわく、三千円は安い方なのだとか。

 普段の飲食代を考えたら高いですが、楽しい時間が過ごせたので気持ちよく三千円を払うことができました。

 

 今回紹介する『三千円の使いかた』原田 ひ香(中央公論新社/中公文庫)では、様々な「三千円の使い方」が出てきます。

 御厨(みくりや)家の祖母、母、子ども(姉妹)を中心に描かれているので、どんな世代の人にも当てはまるお話になっています。

 それから、意外と知らない家計簿の歴史や、お金の使い方を学ぶことができます。

 

 

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【感想】『縁結びカツサンド』冬森 灯(株式会社ポプラ社)――❝その誰かの日々の暮らしの中に、うちのパンがある、そんな風景。❞

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 こんにちは。

 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。

 

 去年の最初に読んだのは、『強運の持ち主』瀬尾まいこ(文春文庫)でした。

 今年も最初に読む本は縁起の良い本がいいな、ということで選んだのが今回の本、『縁結びカツサンド』冬森 灯(株式会社ポプラ社です。

 

 美味しい料理が出てくる本が大好きで、今年もたくさん読みたいと思っているのですが、この本は読んでいると本当にお腹が空いて、途中でご飯やおやつを食べながら読みました。

 それもそのはず、この本はポプラ社の「おいしい文学賞」最終候補作品に選ばれたお話、をもとに書かれたお話なのです……!

 

 このお話は、駒込うらら商店街にある老舗「ベーカリー・コテン」の若き三代目が、お客様の出逢いを通じて新しいパンを生み、縁を結び、成長していくお話です。

 

monaka-74.hatenablog.com

 

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【感想】『億を稼ぐ積み上げ力』マナブ(株式会社KADOKAWA)――❝楽して稼ぎたい人は、この本を読まないでください。❞

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 億単位のお金を稼ぐ人って、どんな人だと思いますか?

 

 こんにちは。

 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。

 

 今回ご紹介する本は『億を稼ぐ積み上げ力』マナブ(株式会社KADOKAWAです。

 わたしはライターのお仕事をはじめた頃、マナブさんの動画に出会いました。

 マナブさんはブログやプログラミングなどで成功している方で、動画ではそのノウハウを惜しげもなく公開していて、「こんなに有益なことを無料の動画で教えてもらっていいのか……」と驚いた記憶があります。

 

 そんなマナブさんの、2020年当時、つまりこの本を出版したときの貯金は、なんと2億。

 まさに夢のような話ですよね。

 その額を目にしても、自分がその金額を手にするなんて到底想像がつきませんし、そんな額を自分が稼げるとは、残念ながら思えません。

 けれど、2億を稼ぐことは可能ですし、実際にそれを実現した人の本がここにあるのです。

 それって、すごいことだと思いませんか?

 頑張れば、もしかしたらわたしも、あなたも、マナブさんと同じ、……とまではいかなくても、今よりももっと豊かな生活が送れるようになるかもしれません。

 

 ですから、今回はこの本を読んで、「頑張り方」をマナブさんから学びましょう!

 

 

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