夢と読書 一期一会BOOKS

日々読んだ本をご紹介。「夢と読書(ラクマで古本屋モドキ)」にて販売中です。

”近道なんてないよね。” ――魔法のコンパス(西野亮廣)

 

 こんにちは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。

 

 今回ご紹介する本は西野亮廣さんの「魔法のコンパス」です。

 本の情報と本の内容、感想を本の中の言葉を引用しながら書きたいと思います。

 気になる方はぜひ、最後まで読んでください。

 

 なお、こちらは「夢と読書(ラクマで古本屋モドキ)」にて、実際に販売していた商品になります。このたび売り切れになったため、お包みする前にこちらの記事を書いております。

 

 

 

 

 

この本について

 

 

 魔法のコンパス 道なき道の歩き方

 

 著:西野亮廣

 定価:1,389円+税

 2016年8月22日 第1刷発行

 (株式会社 主婦と生活社

 

 西野亮廣(Akihiro Nishino)

  1980年兵庫県に生まれる。1999年梶原雄太漫才コンビキングコング」を結成。

  お笑いの活動をはじめとし、絵本の執筆、国内外でのライブ活動や個展を行う。

  また様々なイベントの企画に携わり、2016年株式会社クラウドワークスのデタラメ顧問に就任。新たなエンタメを生み出し、注目を集めている。

 

 

どんな本?

 

 「えんとつ町のプペル」の作者であり、漫才もして、コントもして、絵本も描いて、学校まで創るけどひな壇やグルメ番組には出ない『芸人』、西野亮廣さんの著書。

 彼はなぜそういったマルチな活躍をするようになったのか?

 どういった考えで新しいことをはじめるのか?

 その答えは、この本の中に。

 読んでいると自然とわくわくするし、何かをはじめたくなる。

 そんな本です。

 

 

読んでみてどうだった?

 

 会社員として会社に雇われて働く、以外のお金の稼ぎ方がわかった。

 

 お金は”「信用の一部を数値化したもの」”と西野さんが定義していたけど、その通りだなと今ならわかります。

 西野さんのお金の話はわかりやすく革新的で、SNSを使った資金調達や集客の方法は面白くて、純粋にすごい、と思いました。

 具体的に言うと、ホームレス小谷さんの話。50円でお仕事を受け続けて信用を得て、結婚式を挙げるために行ったクラウドファンディングで250万を2週間で集めたそうです。

 

 ”そして環境に適応できた種だけが生き残る。”という言葉の通り、変わっていく時代の流れにうまく乗れる人が残るのだと思います。

 

 働き方を模索している自分の背中を押してもらった

 

 わたしは会社員として働くのが合っていないなぁと思っていて、じゃあどうしたらお金が稼げるんだろう? そう思っていた時にこの本を読んだので、好きなことをお仕事にしていいんだ! と思えたのは大収穫でした。

 

 ”今後、親が子どもに言うのは、「遊んでばかりいちゃいけません」じゃなくて、「仕事になるまで遊びなさい!」だね。”という言葉も、とても嬉しかったです。うちの親はまず言ってくれないでしょう。

 

 そして、”好きなことで生きていこうと考える人ほど、お金と真摯に向き合うべきだ。”という言葉も。好きなことをお金にする方法って知らない人が多いですよね。うまくいっている人もいいけど、最初の一歩が踏み出せなかったり。 

    

 どうやって自分のいいところを伸ばしたらいいのか、とか。そもそも、西野さんが絵を描くきっかけになったのは、タモリさん。絵を描くことに興味すらなかった段階からはじまって、時間をかけて絵本を作るまでになっています。

 

まとめ

 

 この本は、好きなことをしたいけど、お金にならないよね、食べていけないよね、と思って動くことをためらっている方におすすめしたいです。

 

 また、ビジネス書は固くて読みずらい、という人にもおすすめです。話口調で書かれているのでとても読みやすいです。

 

 気になった方はぜひ、読んでみてください。