夢と読書 一期一会BOOKS

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【感想】おしゃべりな部屋(川村元気・近藤麻理恵)【片づけで幸せに】

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 こんにちは。
 「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。

 今回わたしが読んだ本は『おしゃべりな部屋』です。

 「こんまり先生」こと近藤麻理恵先生は、「ときめくか・ときめかないか」という明確な基準を持って祭りのように楽しく、大々的に片づけをする画期的な方法で、たくさんの人を救ってきた伝説的なお方です。

 そんな先生を題材に(?)した、モノの声を聴くことができるミコちゃんと、相棒ボクス(箱)が、お客様の片づけをサポートするお話しです。

 片づけの本って、ちょっととっつきにくいイメージがありませんか?

 やり方を読んでもいまいち腰が上がらなかったり、その方法で片づけをしているところを想像して面倒になってしまったりしてしまうこともあると思います。

 でも大丈夫、この本を読めば片づけは自分に必要なことなんだな、と気づくことができます。

 また、本を普段は読まないという人にもおすすめしたい一冊です。

 こんまり先生独自の片付け法は巻末に収録されていますが、こちらの本もおすすめです。

 

 

 

 

 

 

『おしゃべりな部屋』のあらすじ

 

 お客様の片づけをサポートする仕事をしているミコは、モノの声を聴くことができる。

 そのモノの声はお客様によって様々で、元気な声、泣き声、呻き声、何もしゃべらないモノもいる。

 そして、ミコには相棒のボクス(箱)がいる。ボクスと会話ができるのはミコだけ。

 ミコは片づけを通じて、お客様の本当の望みや気持ちを見つけていく。

 ささやくクローゼット、歌う書斎、喧嘩するキッチン……。

 そんなおしゃべりなおしゃべりな部屋たちは、片づけによってどう生まれ変わるのか。

 かわいい挿絵に癒され、読めばきっと片づけがしたくなる一冊。

 

『おしゃべりな部屋』と著者について

 

おしゃべりな部屋

 定価:1,600円+税
 2022年3月10日 初版発行
 (中央公論新社


 川村 元気(かわむら げんき)

 1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。
 『告白』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『君の名は。』などの映画を制作。
 2012年、自身初の小説『世界から猫が消えたなら』を発表。
 そのほか、『億男』『四月になれば彼女は』、翻訳を手がけた『ぼく モグラ キツネ 馬』など多数。


 近藤 麻理恵(こんどう まりえ)

 片づけコンサルタント
 幼少期から片づけをはじめる。
 独自の片づけ法「こんまり®メソッド」をまとめ、2010年に出版した著書『人生がときめく片づけの魔法』が世界40ヶ国以上で翻訳され、1,300万部を超える世界的大ベストセラーに。
 その後「世界でもっとも影響力のある100人」にも選ばれた。
 そのほか『人生がときめく片づけの魔法2』『Joy at Work 片づけでときめく働き方を手に入れる』(共著)などがあり、全世界に片づけを発信している。

 

『おしゃべりな部屋』の感想

 

1 あなたの部屋のモノたちは、泣いていませんか?

 

 以前、『神さまがやどるお掃除の本』で、家にはたくさんお神さまがいる、と紹介されていましたが、モノにも神さまは宿ります。

 当然、そのモノにはこころがあって、感情があります。

 自分の家の中のモノたちも同じだと、想像してみてください。

 あなたの部屋のモノたちは、泣いていませんか?

 この本の中に出て来たお客様はみんな片づけができない人たちで、最初にミコちゃんが足を踏み入れたときは、それはそれはたくさんの声が聞こえていました。

 中にはすごーく楽しそうにおしゃべりするモノもいるなか、喧嘩をしているモノや、苦しそうに呻き声を上げているモノも……。

 人間同様にモノも暮らしている。そしてモノは持ち主の味方をするのだ。  

 もし、あなたもモノの声が聞こえたなら、あなたの家のモノたちは、どんな言葉を話すでしょうか

 わたしは昔、ずっと遊んでいた人形たちとお別れをしたことがあるのですが、捨てるのが怖くて、申し訳なくて、「ごめんね、たくさん遊んでくれてありがとう」と言って手放しました。

 モノとの別れは生きていれば必ず訪れます。何年も使わずに窮屈な場所に埋もれていたり、忘れられているモノたちは、きっと泣いています。

 あなたは今自分の家にあるモノを把握できていますか? 何年も見ていないモノや存在を忘れているもモノ、使っていないモノは、もうお別れするべきかもしれません。

 そのときはちゃんと、感謝してから手放しましょう。

 そうして自分と向き合い、自分が大好きなモノだけを残すことで、本当の幸せが見つかります。

 

 

2 モノには必ず役割がある、だから手放すものも怖くない

 

 あなたは罪悪感やもったいなさからモノが捨てられない、と思っていませんか?

 モノには役割があるので、手放すことを怖がる必要はありません。

 むしろ、役割を終えたものは感謝して手放し、ときめくものだけにするほうが良いのです。

 ミコちゃんが片づけコンサルタントのお仕事をはじめる前、大好きなおばあちゃんのカップを割ってしまったことがありました。

 すると、おばあちゃんはミコちゃんを怒ることなく抱きしめて、「大丈夫?」と聞きました。

「このカップの役目は、こうやってわたしがあなたを抱きしめるきっかけをくれることだったのよ。役目を果たして、割れたんだからそれでいいの。ちゃんとお別れしてあげましょう」  

 わたしの部屋には、本がたくさんあります。

 なかには買ったけど読んでいなかったり、途中で読むのを止めてしまった本も。でもいつか読むのではないかと思って、なかなか手放せていません。

 『歌う書斎』の主である緑川さんも、そんな「積読本」や、読んだけど読み返さない本などで部屋をいっぱいにしていました。

 そんな緑川さんに対してミコちゃんは、

「途中まで読むことがその本の役割、ということもあるんです」  

 と、言いました。

 そう、あのときのおばあちゃんの言葉がちゃんとミコちゃんの中に残ってるのです。

 さらに、

 きちんと向き合ってから手放すと、違う形で返ってくることもある。本当はこれが欲しかったのだと思えるものに出会うことも多い。  

 と、ミコちゃんは言います。

 手放した分、新しく何かが入ってくる

 そう思えば、もう手放すことも怖くないですよね?

 

3 片づけは3ステップ! 本を読むと片づけ方もわかる

 

 自分の大好きなモノしかない空間って……絶対幸せですよね!

 でもどうしてそうならないかというと、知らないうちにこころが離れてしまったり、存在を忘れてしまったり、なんとなくもらってしまった、とか、衝動買いして満足してしまった、とか、そういうのが積み重なってしまうからだと思います。

 だからこそ、定期的に片づけをする必要があるのです。

 作中では、片づけコンサルタントであるミコちゃんですら自分の部屋を片づけるシーンがありました。

 このお話の中では、そんな片づけの方法を知ることもできます。

 手順をざっくりまとめると、たった3ステップです。

  1. ときめくもの、幸せを感じるものだけを残す
  2. それ以外を手放す
  3. モノの定位置を決める

 イメージとしては、『小さな引っ越し』という感じ。

 そして、この3ステップを行うと、自分の適正量がわかり、リバウンドしません。

 かつてわたしも、こんまり先生の本を読んで服を半分以下に減らしたことがありました。

 持っていた服を全部出して、見たり、触ったり、着たりしながら選ぶと、「この服はかわいい!ときめく!好き!ずっと着ていたい!」と思う服がほとんどなく、このままでは着る服がなくなってしまう……! と途中で危機感すら覚えてしまいました。

 その後はお気に入りだけに厳選し、どの組み合わせでも合う服をそろえることで、今も服の量は増えていません。

 むしろすぐに服を決められ快適に過ごせています。

 この本を読むと、そんな片づけの方法や片づけることでどう心境が変化するかを知ることができます。

 児童書かな? と思うくらい挿絵が多いので、本を読むのが苦手な方や、普段は本を読まない方にもおすすめです。

 巻末には具体的なお片づけの方法や困ったときの解決法まで書いてあるので、読めばきっと片づけに対する意欲が湧いてくるはずです。

 

【余談】「ときめかないもの」の手放し方は?

 

 本来ならここでまとめの文章を書くのですが、この本を読むだけではときめかなかったモノを処分することはできません

 なぜなら処分方法はこの本の中に書かれていないからです。

 先ほど挙げた順番でいえば、この本は「ときめくもの、幸せを感じるものだけを残す」の段階のお話しです。

 そのため、手放す方法の一例を少しだけご紹介します。

 

1 フリマアプリなどでお譲りする

 

 言わずと知れたフリマアプリ。

 わたしは普段使い用のメルカリと本専用にしているラクマを使っています。

 捨てる……のはもったいないし、買取に出すとほとんど値段がつかないようなものも、フリマアプリで売れば案外高く売ることができます

 その売上金はメルカリなら電子マネーとして、ラクマなら楽天ポイントとして有効に使うことができるので、こころにもお財布にも優しい方法です。もちろん銀行口座に出金することも可能です。

 しかし、そのぶん出品や発送には時間と手間がかかります。

 なるべくやりとりは丁寧に、壊れないように梱包し、一筆添えると相手がとても喜んでくださります。

 アプリによって手数料や発送方法が違うので、あらかじめよく調べて自分にあったフリマアプリを使ってみてください。

 

2 買取をお願いする

 

 近年買い取り業者も様々あり、グッズを専門に買い取るところや、買取のみに特化したところもあり、ネットですべてが完結する業者もあります。

 つまり、重いものも箱に詰めて取りにきてもらえば、窓口まで持っていく手間や労力が省けます。

 中には直接家に来て査定してほしい! という人もいるかもしれません。

 そんな人におすすめなのが『ざうるす』

 岐阜にある会社ですが、西は広島、東は関東一帯と幅広い範囲に出張が可能で、もちろん荷物を送る形での査定にも対応しています。

 買取対象は、CD、DVD、ブルーレイ、VHS、切手、テレホンカード、漫画、おもちゃなどです。

 買取金額が1万円を超えると送料が無料になりますので、まとめて送るのがコツです。

 

 

 今回は『ざうるす』をご紹介しましたが、ジャンル別に専門で買い取っている業者は案外探せば見つかるので、処分する前にぜひ買取も検討してみてください。

 

3 不用品を回収してもらう

 

 もうちまちま捨てても埒が明かない! 大きい家具は処分が難しい! いっそ家ごと何とかしたい!

 そんな方には最終手段として、不用品を回収してもらう業者さんに来てもらうのはいかがでしょうか。 

 『ゴミ回収バスターズ』は関東エリアに対応している不用品回収の業者ですが、回収プランが豊富で、基本料金や車両料金などが無料であることが特徴です。

 整理収納アドバイザーや遺品整理士などの資格をもつプロのスタッフが対応してくれるので、多量に不要物がある方でも安心して利用できます。

 この『ゴミ回収バスターズ』は不要物の回収だけでなく遺品整理・生前整理もでき、ゴミ屋敷や家の解体、引っ越しにも対応しているので、どんな方でも大丈夫です。

 

 

 今回はこの3種類の方法をご紹介しましたが、まずは自分の手で片づけという名の祭りを開催してみましょう。

 ときめくものとそうでないものに分けるだけでも、気分は変わるはずです。

 

まとめ

 

 こんまり先生のことはもちろん存じ上げておりましたが、この本は片づけがしたくて買ったわけではなくて、実は、表紙の可愛さにつられて買ってしまいました

 大桃洋祐先生のかわいいイラストがたっぷり詰まった、とても読みやすい一冊です。

 ぜひ読んでみてください。

 

 

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 ※売れました。ありがとうございます。

 

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